「今年はどんな一年にする?」ナンシー利用中の医療的ケア児みんなで書き初めにチャレンジ!
こんにちは、医療的ケアシッター ナンシー事務局です。
「医療的ケアシッター ナンシー」は、看護師が医療的ケア児や障害児のご自宅に伺い、お預かりするシッターサービスです。
ナンシーは訪問看護と異なる制度を利用しているため、2~3時間と長時間の訪問ができ、医療的ケアへの対応以外にも、製作や遊びを通してお子さんが楽しく過ごす時間を持つことができます。
今年のお正月は各ご家庭で書き初めにチャレンジしました。
書き上がった作品はフローレンスの神保町オフィスで「ナンシー書き初め展覧会 2022」として掲示。
今回はその様子をお伝えします!
おうちで楽しく書き初め 初めて見て触れる毛筆・墨汁…
書き初め当日、担当ナースが習字道具をご自宅に持っていきます。
初めて見る道具の数々に興味津々・・・。
まずは毛筆を持って感触を味わいます。
そして、墨汁。匂いも大切な経験です。
お子さんたちは墨汁を見るのも初めてで「すごい匂い!!」と、とても驚いた表情だったそう。
次に、半紙をビリビリやぶいて、その音や感触を楽しみます。
書き初めに取り組むまでの時間も、いろいろな感覚を刺激する大事な時間です。看護師は準備にもたっぷり時間をかけ、お子さんの「初めて」をサポートします。
そして親御さんやお子さんと一緒に今年の目標を考えたら、さぁ本番!
今年の目標は「おおわらい」!
元気よく楽しく書けましたね。
担当の看護師からは、
「普段よく使うクレヨンやマジックペンとはまた違った、筆で書くという初めての経験を一緒にできました。
個性豊かな味のある線が書かれていく様子をお子さんが真剣な目で見ていることが印象的でした。親御さんが汚れても良い服を用意してくれたり、お子さんの名前のはんこを用意してくれたりと楽しみにしてくださるのも嬉しかったです。
ご家庭で書き初めをするハードルは高いかもしれませんが、お子さんもご家族も楽しんでいただけたようです!」
とコメントがありました。
他のお子さんも、看護師と一緒に、一生懸命書き初めをしました!
ナンシーっ子の作品がフローレンスオフィスに!
ナンシーっ子のみんなが考えた「今年の目標」、そして力強く書き上げた作品をたくさんの人に見てもらいたい!
そんな思いから、みんなの書き初めをフローレンスの神保町オフィスに掲示し、展覧会を開きました!
コロナウイルス感染拡大のため、親御さんやお子さんをオフィスにご招待することはできませんでしたが、この展覧会をご家庭でも楽しんでいただけるよう、ひとりずつの作品と展示されている全体の様子をまとめた動画を作成しています。
書き初めのイベントを通して、改めて「今年やってみたいこと」についてお子さんや親御さんから聞くことで、一年間の目標を共有することができました。
今年も親子の「やってみたい」に寄り添いながら、一緒に楽しい年にできたらと思っています!
ナンシーはご自宅に訪問し、一人ひとりに合わせたケアや遊びを行っています。
季節やイベントに合わせて楽しみながらお子さんと過ごしています。
ご興味がある方は、ぜひお問い合わせください!お待ちしています。