訪問看護と合わせて使える新しい支援のかたち。医療だけでなく、遊びやご家族の休息の支援も。

新型コロナウイルスの感染拡大で、多くの学校、保育園・幼稚園がお休みになり、お子さんの時間をどのように充実させるかを悩まれている方も多いのではないでしょうか。

特に、感染へのリスクが大きい障害児や医療的ケア児のご家庭の不安や心配は甚大です。

4月上旬に一般社団法人全国医療的ケア児者支援協議会が行った調査によると、「臨時休校の影響として困っていること、心配なこと」に「家事や育児の負担が増えること」と答えた家庭は62.3%に上りました。

医療的ケアは保護者か医療従事者、特別な研修を受けた人にしかできません。医療的ケアを頼める人がいなかったり、日中の通所先がないと、親御さんが24時間付き添わなければならず睡眠や休憩の時間もとることも難しくなります。

現在も多くの特別支援学校で臨時休校が続いていますが、ご自宅で医療的ケアを必要とするお子さん(以下、医ケア児)を育児中の方の中には

  • 家族以外に信頼して医療的ケアを任せられる人がいない
  • 訪問看護を利用できても、最長90分しか預けられない規定となっているため自分が離れることは難しい

など感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また医ケア児自身にとっても学校に行けない分日中の遊びや活動が減ってきて、発達に影響する可能性が出てきます。

新型コロナの緊急時でも活動。親子の時間を充実させる工夫がたくさん

そんな不安を抱える方皆さんに知ってほしいのが、昨年9月からサービスを開始した「医療的ケアシッター ナンシー」です。
新型コロナの緊急時でも、変わらず活動をしています。

訪問看護と同様に看護師がご自宅に訪問し、医療的ケアを行いますが、加えてお子さんの発達に合わせた活動も行います。
また、訪問は1回あたり2~3時間できるようにしたため、訪問看護よりも長く親御さんの自由な時間をつくることができます。

なぜそのようなことが可能なのか?訪問看護と比較しながら、詳しくナンシーをご紹介します。

①訪問中の活動内容:お子さんの発達に合わせた遊びは、ナンシーならでは

訪問看護では、1日1社まで・時間も90分以内が基本であり、生命に直結する日々のケアを行ってもらうので時間いっぱいになってしまいますよね。でも、ナンシーは『居宅訪問型児童発達支援』という制度を利用しており、訪問看護と同日に訪問し、お子さんの成長発達にあった療育活動の時間を提供することができます。

例えば、午前中に訪問看護で入浴支援を受けたあと、午後にナンシーが訪問し、活動の時間を持つといった使い方ができます。

活動では、呼吸状態などお子さんの安全を第一にみた上で、指を動かす範囲を広げたり、より細かな動きができるように手遊びや制作を取り入れています。訪問看護にプラスしてナンシーの訪問をご利用いただくことで、お子さんにとっても新たな経験を積むきっかけになるようにしたいと考えています。

②訪問時間:ナンシーは親御さんの自由な時間をサポート

訪問看護の場合は基本的に最長90分。場合によっては120分行うこともできますが、週3日までしかできないという制約があります。

親御さんが外出するにしても、看護師への引き継ぎと外出準備をしていたら、本来やりたかった用事にかけられる時間はあまり残りません。

一方ナンシーでは居宅訪問型児童発達支援に加え、居宅介護や移動支援の制度と組み合わせて利用できるため1回につき2~3時間程度訪問することが可能になります。

親御さんもまとまった時間の必要な予定を済ませることができたり、きょうだい児との時間にあてたりできます。ご自宅で休息をとっていただくことも可能です。また、保護者の方が安心して自分の時間を過ごすには、支援者がお子さんのことをよく理解し、着実に医療的ケアを担えることが不可欠です。そのため、ナンシーでは保護者の方が安心できるまで付き添っていただき、引き継ぎを丁寧に受けることを大事にしています。普段のケアのやり方を、しっかりと受け継ぎます。

③利用料金について

ナンシーはご利用にあたり一部費用をご負担いただきますが、福祉制度を利用した事業のため安価な自己負担額でご利用いただけます。詳しくはご利用案内をご覧ください。

ご利用案内

看護だけでも、発達支援だけでもない、新しい支援

今読んでくださっている方の中には「家族だけで医療的ケアを担っているけれど、それで成り立っているので問題はない」という方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん家族のあり方は様々ですし、何かを強制されるものでもありません。

でも、家族だけで医療的ケアを担っている理由が「他にお願いできるところがなかったから」なのだとしたら、ぜひ頼ってほしい。

私たちは、親御さんには親御さんの時間があって当たり前だと思っています。
お子さんに障害があってもなくても、親御さんにも充実した時間を送ってほしい。ちょっと外の空気を吸いたい、美味しいランチを食べたい、仮眠を取りたい。どんな理由であっても実現できるようサポートしたいと考えています。

ナンシーが訪問することで、お子さんにとっても親御さんにとっても、世界を広げるお手伝いができたら嬉しいなと思います。

※感染対策についてはこちらの記事をご覧ください。
新型コロナの緊急時も障害児家庭へ看護師が訪問する理由

ナンシーの訪問をご希望される方は、下記のフォームよりお問い合わせください。

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