医療的ケア児の発達を看護師と一緒に支える!ナンシーでの理学療法士の関わりとは?

こんにちは。医療的ケアシッター ナンシー事業部の理学療法士・久保田です。

医療的ケアシッターナンシーは、看護師が医療的ケア児や障害児のご自宅に伺い、お預かりするシッターサービスです。今回は、ナンシーの訪問に理学療法士がどのように関わっているのかお伝えできればと思います。

※理学療法士(Physical Therapist(PT))とは
ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。

(公益社団法人理学療法士協会HPより https://www.google.com/url?q=https://www.japanpt.or.jp/about_pt/therapist/

私がナンシーに来た理由

私は元々、リハビリテーション専門病院にてお子さんの理学療法を担当していました。入院や外来でリハビリテーションを行うことでお子さんたちの成長を一緒に感じることができ、とても楽しく理学療法に関わってきました。

しかし、外来にお子さんが訪れるのは1ヶ月に1回というわずかな時間です。発達を促すためには必要な動きをどれだけ日常的に繰り返せるかが重要です。病院でも親御さんへ遊びの提案など日常での活動の幅を広げるお手伝いをしていましたが、普段過ごす自宅や保育園・学校での日常生活にもっと直接的に関わりたいと思い、ナンシーに転職しました。

2021年の7月に入社してからは、まずはナンシーの中で理学療法士がどんなことができるのかをナースと一緒に考えていきました。一部の利用者さんに対してナンシーの訪問中に理学療法士も訪問して、お子さんの発達段階の確認を行い、姿勢や運動、遊び方について提案をする取り組みを始めました。

安全に訪問を行うために、主治医からの「居宅訪問型児童発達支援指示書」に基づいて訪問をしています。現在のお子さんの状態や、促してほしい発達、骨折リスクや、体の状態を考慮して行ってはいけないことなどを主治医から聞き、その中でお子さんが楽しめる活動を考えるようにしています。

歩行器を日常生活に取り入れ、楽しく発達を促す

現在ナンシーで理学療法士が定期訪問をしているお子さんは10名です。それぞれのお子さんの状態に合わせて支援を実施しています。

あるお子さんは、歩行器を所有していましたが、ナンシーの訪問中にはまだ使ったことがありませんでした。理学療法士である私の訪問が始まったときに、まずは歩行器のサイズをお子さんの体に合うように調整し自宅内で使うことから始めました。担当のナースにも私が一緒に訪問した際に歩行器の使い方を伝え、私が訪問していない時でもナースとお子さんで歩行器を使うことができるようになりました。

また、以前は外に置いていた歩行器を自宅内に置くようになったことで、ご家族とお子さんが日常的に歩行器を使うようになる変化が生まれました。私も訪問をする度に、歩行器に乗った時の足の蹴る力と体力がついたことを感じ、半年くらい経つ頃には最初と比べて倍以上の距離を歩けるようになりました。

何よりもともと歩くのが好きなお子さんとのことでしたので、歩行器に乗るとニコニコ楽しそうに歩いています。日常の生活にうまく歩行器を取り入れることで「お子さんの楽しい」とともに、「発達につながる活動」も同時にできました。

ご家族からも「理学療法士が一緒に訪問してくれることで、いつも訪問してくれているナースの方ができそうな活動を提案してくれたり、家族にも家でできそうなことを教えてくれるのですごくありがたいです」とのお言葉をいただき、私自身も嬉しくなりました。

お子さんと家族が楽しく過ごせるよう一緒に考える

ナンシーの理学療法士の訪問はこのように看護師に同行して訪問する場合と、単独で訪問する場合があります。

どちらの場合にも、発達支援の中で、お子さんやご家族が楽しく過ごし、かつ自然とお子さんの発達が促進されるような環境づくりなどのお手伝いをしています。

ナンシーの理学療法士が訪問する時間は月に1回程度です。
訪問の際は、お子さんと一緒に体を動かしたり、おもちゃなどを使って遊んだりして、現状のお子さんを把握することから始めます。そして、訪問の中で一緒に過ごして気づいたことや遊びなどをご家族にお伝えしたり、自宅での過ごし方の助言や相談をメインに行っています。

訪問時以外のご自宅や保育園、学校で過ごす時間を、お子さんが少しでも楽しく過ごすことができ、また遊びや日常的な生活の動作を通して、自然に発達が促されるように環境を整えることが重要だと考えているからです。

これからも、お子さんたちが楽しく過ごし、またご家族にとっても子育てのヒントが得られるように一緒に考えていけたらと思っています。


ナンシーでは、お子さんのご自宅に訪問し、お子さん一人ひとりに合わせたケアや遊びを行っているほか、理学療法士と相談しながらお子さんの発達を促すような遊びも考えています。

ご興味がある方は、ぜひお問い合わせしてみてくださいね♪

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